先日、長期間放置していたR32スカイラインGT-R(E-BNR32)を売却しました。 アメリカでR32GT-Rの登録ができるようになって云々もあるのですが、平成元年式の車に値が付くのも驚きです。 そのうち興して乗ろうと思っていたんですが、ギランバレーの後遺症でクラッチ操作が怪しいと思い今まで放置してました。 結果、青空駐車なのでボディがかなり傷んできてしまい手放しました。ちょっと悔しいけど、仕方ないね。
さて、昔GT-Rに乗っていた頃には、水温計、油温計、油圧計、ブースト計、排気温度計など、たくさんの社外メーターを付けていました。 オートメーターのデカイタコメーターも付けていましたが、自宅駐車場で車上荒らしに盗まれました。懐かしい記憶です。 そんな社外メーターですが、プリウスちゃんに付けるような代物ではございませんが、安価に付けてみました。 OBD2ポートから引っ張ってくる情報を表示する奴です。
プリウスに必要な情報で、純正メーターに表示されないものがあります。 それは水温計。 夏はあまり要らないんですが、冬には水温管理が必要となります。 それは、水温40度以下でヒーターを入れるとエンジンが掛かって燃費悪化となるって事です。 また、タコメーターもそれに関連してあると便利です。
これまでは、レーダー探知機のOBD2接続のヤツを使って水温と回転数を表示させていました。 ところが近所のリサイクルショップでOBD2をBluetoothでスマホに表示できる奴を1000円くらいで購入したので、いろいろチャレンジしてみました。
ドングルはON/OFFスイッチ付のやつ。
 OBD2は常時電源を使用している為、差しっぱなしにするとバッテリーがあがってしまう危険性があります。 そのため、延長コネクタなどを使って電源をアクセサリ電源に置き換えるのが常套手段らしいのですが、このON/OFFスイッチ付の奴は、それにするとエンジンをかけるたびにスイッチをONにしないといけないらしいので、あえて常時電源のままで使用します。 今の所バッテリーが上がる気配はありませんが、二日以上乗らない場合にはスイッチをOFFにするつもりです。
送信側はこれでいいとして、受信側です。 スマホで受信する人が殆どだと思いますが、僕はナビをAndroidタブレットで運用しています。 普段地図は意味もなく表示させていますが、必要なのは知らないところへ行く時だけです。 そのため、そのナビに使用しているタブレットにメーター表示機能も兼任してもらう事にしました。 使用するアプリはTrque Pro(400円程度のアプリ) 制限つきの無償版もあるようですが、400円なら買っちゃえと購入。
Pro版には標準以外にセンサーを追加できるのですが、プリウスは2代目と3代目が標準で組み込まれています。 また、それ以外にも個別入力やCSVファイルでの一括登録もできます。 ネットで探しまくった結果、3代目プリウスのメチャクチャ濃いデータを開示して下さっている方がいたので、ありがたく頂戴してそこから必要な情報を抜き出して使用しました。 ちなみに探される方は価格.comの掲示板を頑張って探してください。
Torque Proは表示画面をカスタマイズすることもできます。 テーマファイルとしてネット上に無償有償色々なデータが落ちています。 また自分でいじることもできます。英語版のwikiなので、google翻訳と首っ引きで格闘して挑戦してみました。 で、出来上がったのがコレ

タコメーターとスピードメーターは昔あこがれていたStackにしてみました。 それ以外の丸メーターは昔使っていたトラストのメーター。 ピークホールドとかインジケータとか無いし、なんちゃってだけど、自分ではいい感じです。
使った感触としては、レスポンスが悪い! GT-Rでは使えません。特にタコメーターが反応悪すぎ! ですが、プリウスちゃんで使う程度なら全然平気です。 あと、油温と油圧はセンサーが無いようで、表示できませんでした。 1500円程度で遊べるオモチャとしては素晴らしいと思いました。
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